カブトムシ採り体験 白馬のホテル五龍館


カブトムシを採る体験ツアーをやって17年!

になります! ホテル五龍館の中村ゆかりです

五龍館の所有する 雑木林に 早朝に

カブトムシを採りに行くツアーのことです

白馬では カブトムシや クワガタはいます。

キャンプ場にも ホテル周辺にもいます でも なかなか 捕まえられない

夜 樹液のでる木を 探しに行ったり

山深いところの電灯の下や 森の中に バナナや蜂蜜を 樹木に仕掛けを作り

深夜や早朝に取りに行くなど カブトムシ採りの方法は ありますが

山の中に しかも夜中に入って行くのは危険です

そこで

子供たちに 自然の森の中で カブトムシを採る!という体験をしてもらいたくて

私たちの所有する 森に カブトムシを放して 子供達が 森の中で探して 採ります

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カブトムシが逃げてしまわないように ネットを貼ったりせず 自然のままにやっています。

飛んで行ってしまうことも 土に潜って 脱走組も多々ありますが

なるべく 自然のままの体験ができますように この森に カブトムシを放して 子供たちに

捕まえてもらいます。

このツアーを始めた時 2001〜02年ごろ

ムシキング というゲームが流行しており

カブトムシのオスとオスを戦わせる

外国のカブトムシ ヘラクレスカブトムシと日本カブトムシを戦わせるのも大流行りでした。

そのおかげで

カブトムシを捕まえに行く!! という夏休みの旅行企画は 大ヒットしました。

たくさんの子供達が 来てくれた (ありがとうございます)

当時も 同じ森へ カブトムシを取りに行くのですが

オス、メス 1匹づつですよ〜 と スタッフ数人で

お客様に伝えても 全く伝らなかった

カブトムシ取り放題 採ったもん勝ちになっていました!

ホテルに戻る時に パパがポケットに隠したり

カブトムシ採りツアーの後 森へ ご自分の車で行き

森の土を掘り起こしたり 荒らされることもありました

・・・・・こどもを喜ばせたい!と始めたツアーなのに・・・・・

さらに

もう やめたい・・・・・ と思う出来事が 毎日続きました。

喜んで帰ってくださったはずのお客様からの電話・・・

「カブトムシが死んだ!」

カブトムシを採って喜んで帰って来たのに

今朝 もう 

「カブトムシが死んだ!」子供が泣いてる!!!

せっかく 白馬まで行って 採って来たのに

ホームセンターで買うのではなく 自然の中で採る体験をさせてあげたくて

森で カブトムシを採って来たのに〜〜〜〜〜〜号泣

あっという間に カブトムシが死んでしまった・・・・

子どもの喜ぶ顔を見たいと 来てくださったのですから

その気持ちわかります。

私も 切ないです

人気なカブトムシツアー なだけに 毎日毎日 クレームの日々 怒られる日々

どうしたら お客様に怒られないか?

子供達が 泣かないでくれるか?

そこで 考えたのが カブトムシの一生を伝える お話

小学生 低学年までが対象のツアーだったので

紙芝居で わかりやすくしようと思いました

子供の気持ちは 子供がわかる??のではないか と

当時 小学生だった 娘に カブトムシの紙芝居の絵を 描いてもらいました。

小学館の カブトムシの本を見ながら  この紙芝居は3代目くらいです

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まず カブトムシを触ったり 捕まえたりしことのある人?

と聞きます

参加者に対して ちらほら

カブトムシのオス と  メス を 教えるの

(カブトムシは みんなツノがあると思っている子もいる)

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2枚目 カブトムシの1日

カブトムシは 夜行性

カブトムシは オスとオスが 戦う 喧嘩するのは なぜ?? と聞きます

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樹液のえさを 巡って喧嘩する

1番の理由は・・・・ 近くに メスがいる時!

メスを巡って 戦う

なぜ 戦うのか?

カブトムシのメスは 夏に卵を産みます 1度に50個以上

幼虫になり さなぎになり 1年かけて 成虫のカブトムシになる

自然界の中では 成虫のカブトムシは 2週間くらいしか 生きられない。

だから 早く メスと出会い 卵を残そうとするだよ というお話をします

お家に帰って 土のある飼育ケースで育てて見てね

卵が生まれるかもしれないよ!!

って このお話は 2〜3分

紙芝居は 4枚

娘が小学生の時に 描いた 紙芝居 だから そーとー 年季が入って 10年ものになってるけれど

なかなか 作り直せないでいます。

同じように 私 描けないの・・

しばらく 年季の入った この紙芝居使うと思うけれど

なんとも 懐かしすぎて 捨てられないのも事実です

そして 夏休みの期間

17年前から 今も

毎朝 6時15分に集合 して カブトムシの森に 子供達 パパ ママが行きます。

紙芝居をしてから

1度も クレームや カブトムシが死んじゃった!って 泣かれることはなくなりました

今も 昔も 超人気者 カブトムシ

五龍館に宿泊してくれて カブトムシを採りに行った子供は

推計 2万人を超えております!! すご〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

ありがとうね

この紙芝居の話を聞いてくれたこの子たち 大人になっても

カブトムシ = 白馬を思い出してくれたら 最高です!

ねっ! ハルちゃん

覚えててよ〜〜〜〜 笑

私の

娘たちが いてくれたから 紙芝居が生まれました。

小学生だった 娘も もう大人になって 夏休みお盆休みは

忙しいのわかっているので 帰省しませんけどね

明後日の朝で 今年は終了 また 来年になります。

カブトムシの卵がもし 生まれてたら 育てて見てね!

白馬に来てくれて ありがとう〜〜〜ね

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中村ゆかり

中村ゆかり

株式会社五龍舘 代表取締役社長 長野県白馬村にて ホテル五龍館(ごりゅうかん)を経営する 前職は、百貨店にて外資系化粧品の販売を12年。結婚し白馬へ。 4代目経営者となる。家族は主人と娘2人です 食べること飲むこと大好き!絶賛キッチンドリンカーです 大学の国際観光学科の講義やゼミ生と観光イベント実践のお手伝いもしています。

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