樹齢50年杉の木を切りました わたしとは27年の付き合いでした


ホテル五龍館の西側 大きな杉の木を切りました。樹齢40〜50年 毎日山を眺める時に見ていた杉の木です

すでに あまりにも成長するので 数年前に 木の先端を一度切っています。

木のシルエット 先がシュッってしていないでしょ

4階にまで達していたので 10メートル近いと思います。

昔から 樹齢の高い樹木を切ると 災いがあると聞きます。

特にわたしの周りには そう言う人が多い。

山なので木こり 山の樹木を伐採するプロの人もいるのですが

山岳信仰の名残?? 山や 木に関する 恐れ 謂れがあるのだと思います

わたしのホテルの周りの木々は 先代の義父が山から取ってきて ばさっと

植えたものや 川から でっかい石を拾ってきて 石垣にしたりと

当時ならではの豪快な作りです

自然がいいんだ って いつも言ってました。

両親が亡くなり 主人は残してくれたものをとても大切にしてきました

田舎で 代々継承するものは 田んぼ 土地 木々 お墓 です


今回
主人が 木を切る と決めました

道路の向こう側から 見てるのが 主人です

山を創る 山創の若いプロが 見事な手際で 2段階で 木を綺麗に収めてゆきます

切り出せば あっという間ですが

わたしが 白馬にきて 27年 山側にあった木なので

自然に 毎日毎日 見ていた 存在感のある木でした。

そんな 大御所の木でしたので

木を切ると災いがある。

ちょっと 不安ですが この地の後継さんが決めたこと

木が倒れる瞬間を わたしも立会い

災いがあるのなら 二人で受け止めようと思いました。

木の神様 ありがとうございました。

できれば ほんのちょこっとにしてくれたら 助かります!!

ここに 杉の木の姿を残しておこうと思い ブログを書きました。

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中村ゆかり

中村ゆかり

株式会社五龍舘 代表取締役社長 長野県白馬村にて ホテル五龍館(ごりゅうかん)を経営する 前職は、百貨店にて外資系化粧品の販売を12年。結婚し白馬へ。 4代目経営者となる。家族は主人と娘2人です 食べること飲むこと大好き!絶賛キッチンドリンカーです 大学の国際観光学科の講義やゼミ生と観光イベント実践のお手伝いもしています。

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