わたしの両親は実家の大垣でふたり暮らし
弟は アメリカ 自動車の会社でなかなか帰っては来れない 多分このまま定年まで
って感じよ で わたしは長野県白馬村 ふたりの子供は遠くに暮らす。
父は 87歳 やや痴呆ありです
母は 82歳 頭はボケてないけれど 病気で足が徐々に動かなくなる
現在は車いす での生活 父の介護での生活は難しくなり
実家から 歩いて3分のショートステイで ロングステイさせてもらってます。
近所で 知ってる人が多いことや ケアマネージャーさん 担当くださるみなさん
とても優しい方達で ここに来てから とても元気になりました。
食事やおやつ 入浴 薬の管理 寒い暑いがなくて ちょうど適温で
暮らすと 血圧が安定して 食事の管理がちょうど良いから
食べ過ぎない バランスが良い で顔色もいいの
ありがたいことです。
人間 食 住 入浴 睡眠 あとは 排泄(失礼 お年寄り重要)ここが
安定すると 気持ちも安定して 調子いいみたい
欲張れば キリがないけれど 動けないんだからと自分なりに納得している様子で
母は よし!と
問題は 一人暮らしの父です
もともと 社交的な人だったのに
5年前の年末 12月31日 緊急搬送されて 大腸の手術
緊急のために 人工肛門になってしまったの。人工肛門ののこと
ストマ と言います。 これがコンプレックスとなり
どこにも行かなくなっちゃった。
ストマも 匂いもないし 人からは 全くわからないんだけどね
これがあるから と
頑なにひとりでいる父
母の元へ毎日 お昼の時間に 通って 話したり一緒に過ごす
日課を送っています。
じじいの一人暮らしだから 実家に行くと 2日間は大掃除 ヘトヘトです
仕方がないけど 今回 お掃除もヘルパーさんに依頼して来ました
母は お料理は 大好きで 色々と 美味しいものを食べさせてくれた
子供の時には 自宅で パウンドケーキを焼いてくれたり
お料理上手で自慢の母でしたが
すっかり何もできなくなった。
あんなに 社交的で 幹事役大好きな父が ストマのことで
外に出なくなった。
老いる ということは 自分の思うようには行かなくなるということを
教えてくれています。
私たち 子が同居していなくても
頑張ってくれている両親と ケアマネージャーさん ヘルパーさんや
弟のお嫁ちゃんやら 身近な人のおかげ ちゃんと生活ができているけれどね
そんな中
両親は わたしのことが大好きで いつもいつも待ってる
会いに行けば 泣きながら 迎えてくれるけれど
1分も話せば 笑顔になる!
笑っていようよ!
何があっても楽しくしようよ!
大丈夫 !って 私たちは 大丈夫よ!って
いつも 言ってるの
そうやって 一緒にいられないのを ごまかしてきました 笑
罪悪感なんて感じるなっ ご両親にはご両親のライフスタイルがあるんだ
という 素敵な看護師さんのおかげでね
こんな感じで介護に向き合って入られます。ありがたいです
で もう今日は 白馬に帰って来ました
到着してすぐ 学生旅行さんで 賑やかな館内です。
若いエネルギーで溢れてます。
そんな日常です。

中村ゆかり

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